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キャリア・教育

小中高生の"学校外の学習時間"が約2割減、この11年の間に何が起きたのか?「宿題が減ったから」では済まない深刻な事情

11分で読める
勉強が憂鬱な女の子
なぜ学校外の学習時間がこんなに減っているのだろうか?(写真:kouta / PIXTA)
  • 前屋 毅 フリージャーナリスト

INDEX

「この11年で子どもの学校外の学習時間が2割減少した」という調査結果が、大きな反響を呼んでいる。

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ベネッセコーポレーションの社内シンクタンクであるベネッセ教育総合研究所と東京大学社会科学研究所との共同研究「子どもの生活と学びに関する親子調査2025」(以下、「調査」)が、今年6月30日に公表された。

2015年調査と比較すると「1日あたりの学校外の学習時間(宿題・宿題以外の家庭学習・学習塾の時間)」が高校生で22分減、中学生で19分減、小4〜6年生で17分減、小1〜3年生で9分減と、この11年で約2割減っていた。

※小1〜3生は保護者が回答、小4生以上は子ども自身が回答。「宿題」は学校の宿題をする時間、「家庭学習」は学校の宿題以外の勉強をする時間を示し、「しない」を「0分」、「4時間」を「240分」、「4時間より多い」を「300分」のように置き換えて算出した。また、「学習塾」の時間は、「通っていない」と回答した子どもを0分、「通っている」と回答した子どものうち「1回にどれくらいの時間、勉強していますか」という質問に対して、「30分」を30分、「1時間」を60分、「4時間」を240分、「4時間より多い」を270分のように置き換え、週あたりの通塾回数をかけあわせて7で割って算出した
(出所:ベネッセ教育総合研究所・東京大学社会科学研究所「子どもの生活と学びに関する親子調査2025」より)

ピークの17年と比べると小4~6年生で88時間だった学校外の学習時間は、25年には66時間になっている。中学生でも、114時間だったものが88時間へと減少しているのだ。

なぜ学校外の学習時間がこんなに減ったのか?

学校外の学習時間でも、とくに減少が目立つのが宿題である。小4~6年生で17年には45時間だったものが、25年には30時間にまで減っている。中学生では、53時間から36時間になってしまっている。

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