(出所:ベネッセ教育総合研究所・東京大学社会科学研究所「子どもの生活と学びに関する親子調査2025」より)
この結果に「それほどの驚きはない」と言うのは、調査を担当したベネッセ教育総合研究所学習科学研究室主任研究員の岡部悟志氏である。その理由を、次のように説明する。
「教員の働き方改革が問題視される中で教員が宿題の量を減らしてきたことが、大きな原因だと考えられます。働き方を考えれば、宿題の量を減らすことには賛成で、その意味では適正化してきたと思います」
宿題のために教員はプリントをつくったり、それを採点したりとかなりの時間が割かれることになる。それだけ働く時間は長くなり、超過勤務になりやすいわけだ。宿題を減らすことで、教員の超過勤務は軽減されることになる。
子どもたちは勉強をどうとらえているのか?
だから良かった、ということにはならない。宿題が減ったことと学校外での学習時間が減ったことを併せて考えると、「宿題がなければ子どもたちは勉強しない」といった傾向が見てとれるからだ。
宿題が減ったことを、「勉強しなくていい」というメッセージとして子どもたちが受け取ってしまっている可能性がある。もちろん、それは誤った受け取り方でしかない。
宿題がなければ勉強しない子どもたちは、勉強をどうとらえているのか。それも、「調査」の項目にある。


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