有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ライフ #還暦バックパッカー教授の世界見聞録

還暦後に世界22カ国へ…老後資金を「思い出」に変える、後悔しない"人生後半"お金の使い方

10分で読める
ブルガリアの世界遺産「リラ修道院」
ブルガリアの世界遺産「リラ修道院」(写真:筆者提供)
  • 河瀬 誠 立命館大学ビジネススクール教授、MK&Associates代表

INDEX

私は還暦を過ぎてから、今まで以上に積極的に旅をするようにしている。

去年は“自主定年旅行”と称して、世界一周で22カ国を巡った。今年も中東など5カ国を巡った。国内も出張ついでにいろいろなところを旅している。妻も先日、バルカン半島の7カ国を巡る旅から帰ってきたばかりだ。

お金と暇を持て余しているから、というわけではない。好きな旅を後押ししてくれる本に出会ったからだ。それは、ベストセラーとなった『DIE WITH ZERO』だ。

この連載の一覧はこちら
ブルガリアの世界遺産「リラ修道院」(写真:筆者提供)

死ぬときまでにお金を使い切ろう

『DIE WITH ZERO』の主張はシンプルだ。「死ぬときに残高がゼロになるよう、生きているうちに人生を使い切れ」というものだ。

もちろん老後の資金は必要だ。しかし、著者のビル・パーキンス氏は、老後の資金を過度に心配し、お金を貯め込むばかりで、人生を楽しむために使わないのはナンセンスだと主張する。

ある程度のお金の余裕が見えてきたら、死ぬまでに使い切ってしまうのが、人生の効用を最大化するというのだ。

人生を楽しむためにしたいことの内容は人により違う。私はたまたま旅をすることが好きであり、また旅は幸福度と自己効力感を高めるものとなっている。つまり私には旅が人生で最も効能の高い楽しみ方だったので、還暦後は今までよりも積極的に旅を楽しむことにした。

【写真を見る】還暦後に世界22カ国へ…老後資金を「思い出」に変える、後悔しない"人生後半"お金の使い方(8枚)
2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数