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いまや日本では約3世帯に1世帯がひとり暮らし。厚生労働省の2024年国民生活基礎調査では、単独世帯は34.6%と過去最高を更新した。本連載では現代に"ひとり暮らし"する人を、その自宅でインタビューし、暮らしぶりや心のうちをひもといていく。
今回訪ねたのは、宇宙関連のスタートアップ企業に勤めるソフトウェアエンジニア、安達俊貴さん(39歳)の住まいだ。
彼が住む東京都23区内にある団地は、築55年。大規模な団地は重厚な作りで、昭和時代のビル建築の雰囲気がある。安達さんの部屋はそんな建物全体の渋い雰囲気も生かしながら、自身の美意識に則ってフルリノベーションした。
浴槽なしの家に4580万円 「頭のネジを飛ばして」カタチにした美意識
玄関の土間、襖や欄間を使ったインテリアが、和の趣をもたらしている。54.81㎡の1LDK+土間。ミニマルに整えられた空間は、広々とした印象だ。部屋の一角には、大ぶりのモンステラが葉を広げている。

