暑い季節になると食欲が落ち、そうめんや冷やしうどんなどのさっぱりしたもので済ませてしまいがちです。しかし、夏こそしっかりとタンパク質を取ることが大切です。
なぜタンパク質が大事なのか、1つ目の理由は夏の暑さによる筋ダメージを防ぐためです。
私たちは暑さによるストレス(熱ストレス)がかかると、体内に炎症が生じて、筋肉にあるタンパク質を分解してしまいます。これが夏に体重が落ちたり筋力が低下したりする原因になります。これを防ぐためには、より多くのタンパク質が必要になります。
軽めの麺類で済ませる問題
2つ目は、食欲低下による栄養不足予防です。
暑さで体温調節を担う自律神経のバランスが乱れたり、発汗によって胃腸を巡る血流の量が減ったりすると、胃腸の健康が損なわれ、働きが弱くなります。その結果、食欲が失われて冷たい麺類など軽めのものに偏ってしまいます。
こうした食事は食べやすい反面、タンパク質が不足しやすいという側面もあるので、意識的にタンパク質を取る必要があります。
3つ目は、体の免疫力低下予防です。
免疫細胞はタンパク質からできているので、発汗や先に挙げた熱ストレスによってタンパク質が不足すると、免疫細胞が作れなくなってしまいます。それを防ぐためには、細胞の材料となるタンパク質の摂取が必要となります。
そして4つ目は、漢方的な視点です。

