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うなぎや焼き肉は重すぎる…夏に必要な栄養を補う"胃腸にもお財布にもやさしい意外なタンパク源" 漢方薬剤師が解説

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ほうじ茶ゼリー
うなぎや焼き肉は胃がもたれる……そんな人におすすめの食材を薬剤師が紹介します(写真:kikisorasido/PIXTA)
  • 平地 治美 薬剤師、鍼灸師。 和光鍼灸治療院・漢方薬局代表
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実は、漢方では阿膠(あきょう)というゼラチンの仲間が生薬として使われています。ロバやラバの皮を煮詰めて作られるゼリー状のタンパク質(コラーゲン)で、中国では古くから血液を補って、体の潤いと回復力を支える滋養成分として知られてきました。

「体をしっとり潤わせる力」と「消耗した力を補う働き」があるとされていますので、現代の生活でいうと、乾燥しやすい状態や、疲れがたまっているときに役立つイメージです。

この阿膠の代用品となるのが、ゼラチンです。

ゼラチンはコラーゲン由来の動物性タンパク質が主な成分で、漢方の阿膠に近い"体を潤す""補う"という働きが期待されています。何より安価で日常的に取り入れやすい食材というのが、うれしいですよね。

栄養価でいうと、乾燥ゼラチン5g当たり約4.5g前後のタンパク質を取ることができます。成人の1日に必要なタンパク質は、一般的に体重1kg当たり約1.0g程度(体重50kgなら約50g)が目安とされます。そのため、ゼラチン5gで補えるのは、おおよそ1日必要量の約1割前後となります。

一方で、必須アミノ酸のトリプトファンが含まれていないため、ゼラチンだけでは力不足です。タンパク質としての摂取を意識するのであれば、ほかの食品と組み合わせるのがポイントです。トリプトファンが含まれる食材には、大豆製品(豆腐、納豆、みそ、しょうゆなど)や乳製品(チーズ、牛乳、ヨーグルトなど)、穀類(米など)があります。ごまやピーナッツ、バナナにも含まれています。

ゼラチンが夏におすすめの理由

ゼラチンが夏におすすめの理由は、のどごしが良いうえ、消化されやすく胃腸に負担をかけにくいところです。加えて、腸の粘膜を守る成分も含まれているので、夏に弱りやすい腸のバリア機能を守ってくれます。

体力が落ちているときや、食欲がないときでも取り入れやすく、「少しずつ補う」という漢方的な使い方に向いているのです。

ここでは、簡単に取り入れられる活用法をご紹介します。ゼラチンというとお菓子の材料というイメージを持つ人も多いかもしれませんが、普段の料理でも十分に活用できます。また、いずれの料理も粉ゼラチンを使ったほうが簡単です。

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