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ライフ #街とラーメン

「昔は駅がなかった」「高田馬場から10分かかる」のにずっとラーメン激戦区…早稲田生と共に育った「西早稲田」の特異な歴史

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西早稲田駅
なぜ西早稲田はラーメン激戦区になったのか(写真:筆者撮影)
  • 井手隊長 ラーメンライター/ミュージシャン
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さらに近年はガチ中華や麻辣湯の勢いも強い。

「ラーメンは若干押され気味ですね。より頑張らないといけません」

というのが率直な実感だ。

高価格帯ながら学生の支持を集めた「らぁ麺 やまぐち」

そして西早稲田の歴史を語るうえで欠かせないのが13年だ。「らぁ麺 やまぐち」がオープンした年である。

2013年オープンの「らぁ麺 やまぐち」(写真:筆者撮影)

この年のラーメン界は、まさに「やまぐちイヤー」と呼ばれた。鶏のうま味を極限まで引き出した清湯スープ。洗練された一杯。連日続く行列。それまでの高田馬場・早稲田エリアにはまったく見られなかったタイプのラーメンだった。

「らぁ麺 やまぐち」の特製鶏そば(写真:筆者撮影)

店主の山口裕史さんは、出店時の考えをこう語る。

「学生街だから始めたわけではありません」

「らぁ麺 やまぐち」店主の山口裕史さん(写真:筆者撮影)

目指したのはあくまで理想の清湯醤油ラーメン。場所は結果的に西早稲田になっただけだった。

「学生街だから安くてボリュームがあってコッテリというのは大人の勝手なイメージです。ウケなければラーメンを変えるくらいの感覚で始めました」

実際、「やまぐち」は比較的高価格帯ながら支持を集めた。学生だから安さしか求めないわけではない。美味しいものにはきちんと対価を払う。そんな現代の学生像も、この店は示していた。

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