なぜ「めんどくさい」と思うのか
まずはじめに、あなたにぜひ知っておいてほしいことがあります。「めんどくさい」という感情は、人間の「欠点」ではなく「本能」だということです。人間という生き物は基本的に変化を嫌い、安定を求めるようにできています。これは精神論ではなく、脳の構造そのものがそう設計されているからです。
少し想像してみてください。
・いつも通りの道のりを移動する
・いつも通りの人間関係の中で過ごす
こうした「いつも通りの生活」を送っているとき、私たちはほとんど何も考えていません。
道を歩きながら、「次は右足を出して……」「身体の重心を左に傾けて……」なんて、いちいち意識していませんよね。歯を磨くときも、着替えるときも、ほぼ自動運転で動いているはずです。
この状態は、脳にとって最高に「楽」な状態といえます。なぜなら、エネルギーをほとんど使わないからです。

