「ちょっと様子を見てくる」
「少し遠くまで行ってみよう」
といった軽い判断が、致命的な結果を招くこともありました。
そのため、生存において有利だったのは「変化を嫌い、できるだけ同じ生活圏で、同じ行動を繰り返す人」であったと考えられます。そして、私たち現代人は「変化を嫌い、安定を選んだ人たちの子孫」です。
■変化することへのリスク
変わらないことで命が守られた人々の遺伝子が受け継がれ、それが何千年、何万年も先の現代でも生きている。現代ではもちろん、新しいカフェに行っても獣は出ませんし、そこで勉強しても、命を落とすことはありません。
結果「やりたくない」は自然
しかし脳の仕組みには、何万年前の環境に最適化された部分が残っているのです。
・勉強する
・部屋を片づける
・メールを返信する
といったごく日常的な行動に対しても「やりたくない」「めんどくさい」という気持ちが湧き上がってしまうのは、脳が本能的に「変化→危険」と判断した結果。実はとても自然な流れなのです。


