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「めんどくさい」は"やる気のなさ"ではなく本能だった…精神科医が解説「ヒトがチャレンジを避ける生物である」ワケ

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めんどうくさいと思っている人
脳にとって「わからない」は、そのまま「危険」判定になります(写真:metamorworks/PIXTA)
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『めんどくさいは、あっていい。「めんどくさい」を活かす究極の方法』(清流出版)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

「ちょっと様子を見てくる」

「少し遠くまで行ってみよう」

といった軽い判断が、致命的な結果を招くこともありました。

そのため、生存において有利だったのは「変化を嫌い、できるだけ同じ生活圏で、同じ行動を繰り返す人」であったと考えられます。そして、私たち現代人は「変化を嫌い、安定を選んだ人たちの子孫」です。

■変化することへのリスク

変わらないことで命が守られた人々の遺伝子が受け継がれ、それが何千年、何万年も先の現代でも生きている。現代ではもちろん、新しいカフェに行っても獣は出ませんし、そこで勉強しても、命を落とすことはありません。

結果「やりたくない」は自然

しかし脳の仕組みには、何万年前の環境に最適化された部分が残っているのです。

・読書を始める
・勉強する
・部屋を片づける
・メールを返信する

といったごく日常的な行動に対しても「やりたくない」「めんどくさい」という気持ちが湧き上がってしまうのは、脳が本能的に「変化→危険」と判断した結果。実はとても自然な流れなのです。

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