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「年収より効く条件」が統計モデルで見えた!「電気自動車(BEV)を買う人」の意外な共通点

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6つのペルソナからBEV購入率を推計した(写真:World Image / PIXTA)
6つのペルソナからBEV購入率を推計した(写真:World Image / PIXTA)
  • 三浦 太郎 インテージ 自動車アナリスト

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年収が高い人か。環境意識が高い人か。テクノロジー好きか――。

今回は、ベイズ統計の考え方を応用した分類モデルを用い、新車購入者6万人超のデータから「どんな人がBEVを選ぶのか」を予測した。

使用データは市場調査会社のインテージが毎月約70万人から回答を集める、自動車に関する調査「Car-kit®」である。

<分析対象車種・サンプル数・モデル>
・対象:2023年1月〜2026年4月に新車を購入した6万7285名(全ボディタイプ・全メーカー)
・対象者のうちBEV購入者:1577名(2.3%)
・目的変数:BEVを購入(1)vs BEV以外を購入(0)

なお今回、用いた手法は、ナイーブベイズ(Naive Bayes、ラプラス平滑化付き)というもので、BEV購入/非BEV購入という結果が与えられた条件のもとで、各属性(住居形態、世帯年収など)が互いに独立に現れると仮定し、ベイズの定理に基づいてBEV購入の事後確率を推計する。

具体的にどんなモデルで計測したか?

予測には5つの変数を使用している。BEV購入に関係しそうな「3つの条件群」(インフラ条件、マインド条件、経済・世代条件)を意識し、変数を選定した。

蓄積している新車購入者データから、「どのような属性の人がBEVを選んだか」という関係を学習し、新しい人物像に対して選択確率を推計する。

ただし、本稿で示す数値はあくまでモデル上の推計値であり、「この人が必ずBEVを買う」と断定するものではない。与えられた属性条件のもとで、BEV購入がどの程度起こりやすいかを相対的に見るためのものである。

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