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「ブームは終わった」と揶揄されながらもW杯開会式に登場の「ラブブ」——北京のテーマパークは閑散、でも満足の理由

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ポップランドのラブブ
ポップランドのショーに登場した等身大のラブブはやはり1番の人気だった(写真:筆者撮影)
  • 浦上 早苗 経済ジャーナリスト、法政大学MBA兼任教員(コミュニケーションマネジメント)

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世界的なブームとなった中国発のIP「LABUBU(ラブブ)」。サッカーW杯北中米大会の開会式にも登場して話題をさらったが、足元ではブームが一服し、人気が定着するかの正念場にある。運営会社のPOP MART(ポップマート)は北京のテーマパーク「POPLAND(ポップランド)」のリニューアルを進め、ディズニーやサンリオのようなIP企業への脱皮を図っている真っ最中だ。5月、現地を訪ねた。

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"ラブブ"のブームで大改装

ポップランドは、トレンドの中心地で外国人旅行者が多く訪れる上海ではなく、天安門や故宮など歴史的建造物が集積する北京に立地する。ポップマートの本社が北京にあることに加え、オープンした2023年当時はラブブのブレイク前夜で、外国人も含めた多様な来場者を想定していなかったからだろう。

同社は世界的なブームを機に約1年かけてラブブコンテンツを強化、3月末にいくつかのエリアがリニューアルオープンした。ポップマートによると、現在の園内は「ポップランド1.5バージョン」で、7月末に全エリアの工事が完了して「2.0」にアップグレードする。

訪れた5月の平日はあいにくの雨。午後4時にようやく小降りになったので、一人で現地に向かった。ポップランドは北京市内の中心部に近い「朝陽公園」の敷地内に立地し、在中日本大使館からも徒歩圏内だ。にもかかわらずグーグルマップには正確に表示されないため(漢字で検索すると1件だけレビューが表示される)、外国人旅行者にはあまり認知されていないことがうかがえる。

「朝陽公園の中にある」という情報だけを頼りに地下鉄の朝陽公園駅で降り、メインゲートの南大門から中に入ったら、ポップランドまで20分以上歩く羽目になった。同公園は日本の代々木公園や新宿御苑の約5倍の広さがあり、ポップランドを目的地とするなら違う路線を選ぶべきだったのだ。緑豊かな公園は雨上がりで涼しく、人もまばら。散策するのは気持ちよかったが、もっと調べておけばよかったと反省した。

雨上がりの朝陽公園(写真:筆者撮影)
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