腰から下は安定させたまま、上半身だけを「竹がしなるように」柔らかく横に曲げるのがコツです。体側がじわじわと伸びる感覚があれば、正しくできている証拠です。左右それぞれしっかり伸ばすことで、体幹のバランスも整っていきます。
⑥「体を前後に曲げる運動」—「手の位置」が腰を守る
腰痛に悩む方は必見。6番「体を前後に曲げる運動」は、脊柱起立筋群・ハムストリングス・臀筋群など体の後ろ側の筋肉を総動員する、腰痛予防と姿勢改善に直結する動きです。
背中の筋肉やお尻、太ももの裏がしっかり刺激されることで、腰痛予防にも効果的。正しい姿勢を保つことにもつながります。
日常生活で腰への負担を感じている方にとって、特に丁寧に取り組んでほしい運動です。
【ポイント】
前に倒れるときは、腰を後ろに引きながら股関節から体を倒していきます。ひざは伸ばしたまま、太もも裏(ハムストリングス)がじわじわ伸びていることを確認しましょう。
後ろに反るときの決め手が「手の位置」です。両手のひらを腰の後ろ(背中側)にしっかり当て、後ろから前に押し出すようにして体を支えてください。腰の横に添えるだけでは支えが足りず、効果も半減します。
手のひらで腰をサポートすることで、無理なく安全に体を反らすことができ、お腹と胸が気持ちよく伸びていきます。
3〜6番の4つの動きには、「背骨を前後左右に柔軟に動かす」という共通のテーマがあります。背骨の柔軟性は、歩く力や姿勢の良さと密接につながっています。ここが硬くなると、歩行がぎこちなくなり、疲れやすくなります。
「知っているようで、できていなかった」——そう感じた動きが一つでもあれば、ぜひ明日の朝から意識してみてください。同じ3分間が、まったく別の体操に変わります。
毎朝の3分を、体への投資として丁寧に活用しましょう。


