過熱する中学受験ブームとSNSの影響
窪田:近年、中学受験をする子が増えていますが、現場で過熱ぶりを感じることはありますか?
西村:非常に強く感じます。幼稚園のお迎えの場でも、お母さんたちの間で中学受験の話題が普通に出てくるほどで、小学校入学前から中学受験を意識している親御さんも多い印象です。
窪田:SNSの影響も大きいのでしょうか?
西村:非常に大きいと思います。「これをやらないと損」「あの家はもうこんなに進んでいる」といった情報が溢れていて、そうした情報に触れることで親御さんが焦りを感じ、振り回されてしまうケースが増えています。
窪田:入試問題の傾向自体も変わってきているんですよね?
西村:大きく変わりました。以前は「記憶力勝負」の問題が中心でしたが、最近はA4サイズで2〜3ページにも及ぶ長い説明文を読んでから答えるような、探究型の長文問題が非常に増えています。
窪田:単純な暗記では通用しなくなってきているんですね。
西村:そうです。「なぜそうなるのか?」という因果関係に興味を持ち、自分の頭で考える力が問われるようになってきました。おそらく大学入試の共通テストの影響が大きいと思います。



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