「なぜ?」という好奇心が成功体験を生む
窪田:これまで数多くの難関校合格者を見てこられた西村先生にお伺いしたいのですが、合格する子、あるいは入学後に大きく伸びる子に共通する習慣や家庭環境とは、どのようなものでしょうか?
西村:できる子というのは、まず大前提として「勉強そのものが楽しい」と感じている傾向が非常に強いです。幼い頃に自然と芽生える「なぜ?」「どうして?」という好奇心を放っておけないタイプですね。
窪田:その好奇心が、学ぶ原動力になっているんですね。
西村:そうです。疑問を自分で調べたり、誰かに聞いて解決できたときの「知ることの楽しさ」が、成功体験として積み重なっていくんです。この感覚を持っている子は、後から本当に大きく伸びることが多い。
窪田:逆に、今は成績が振るわない子でも、成功体験を積むことで変わっていけるものでしょうか?
西村:十分に可能です。学習の中で、擬似的な体験を積むことで、できる子へと変わっていく子を、私はたくさん見てきました。伸びる子に共通するのは「勉強を自分事として捉えられる」こと。親や先生から言われたからやるのではなく、自分で気づき、自分で動き出す。そういう自立した姿勢が、最終的に大きな差を生みます。


