現代の子育てにおいて、スマートフォンの普及や外遊びの減少により、子どもの視力低下が深刻な問題となっている。今回は、約15万人のフォロワーを持つ子育て発信者で『小学生取扱説明書』著者のやまかな氏と、眼科医で窪田製薬ホールディングスCEOの窪田良氏が対談。連載第3回となる本記事では、子どもの「目の健康」に焦点を当て、近視がもたらす将来のリスクや、お金をかけずに今日からできる「太陽光」を活用した近視予防の具体的な方法について深く掘り下げる。
「メガネをかければいい」では済まない近視のリスク
窪田:デジタルデバイスとの関係で、もう一つ気になるのが子どもの「目の健康」です。やまかなさんのフォロワーさんからも、視力低下に関する相談は届きますか?
やまかな:目が悪い子が増えている印象があるので、皆さん悩まれているところだと思います。タブレットをおかしな姿勢で見ていたり、適切な距離を保てていなかったり。私もなるべく声をかけるようにしていますが、100%いい姿勢で適度な距離で見れているかというと自信がありません。視力が落ちてしまったら、小学生だとコンタクトはまだ難しいので、もうメガネしかないのかな、と思っているお母さんが多い気がします。
窪田:実は、近視は「メガネをかけるだけ」では解決しない問題なんです。近視は単に目が悪くなるだけでなく、将来的に白内障や緑内障などのリスクを高める病気です。子どものうちから食べ過ぎるとメタボになって大人でいろんな病気になるのと同じで、子どものうちに近視になってしまうと、大人になってから目の病気にいろいろとなってしまうんです。
やまかな:メガネをかければ視力は矯正できるから大丈夫、というわけではないんですね。


