やまかな:それは希望が持てますね。お金もかからず、今日からすぐに実践できる。先生、うちの2番目の子が最近「視力が落ちた気がする」と自分で言っているんですが、今からでも間に合いますか?
窪田:ぜひ今すぐ始めてください。近視は一度進行してしまうと元には戻りませんが、早めに取り組むことで進行を抑えることができます。お母さんが意識的に外に出させるだけでいい。何かお金をかけて治療を始めるわけではないので、どんなお母さんでもできることです。
やまかな:ちなみに、何歳くらいまで効果があるんでしょうか?
窪田:近視が進行している間は有効だと言われています。個人差があって、20歳くらいの成長期が終わる頃に止まる方もいれば、近見作業をずっと続けてしまって30歳になってもまだ進む方もいます。背が伸びている間に運動や栄養が重要なのと同じで、近視も目の成長の問題なので、成長過程でいろいろやってあげるといいですね。
「お昼休みは外に出てね」
やまかな:小学生くらいで視力が落ちてしまった子でも、意識的に外遊びをすると少し回復する可能性もあるんでしょうか?
窪田:今のところ、小さい子であれば十分可能性があると言われています。昔は近視になったらメガネやコンタクトをするしか手段がありませんでしたが、ここ数年で近視の進行を抑制する目薬や、特殊なメガネ、コンタクトレンズなど、様々なテクノロジーも出てきています。ただ、一番簡単で確実なのは外で2時間過ごすことです。
やまかな:子どもにも伝えたいと思います。お昼休みは外に出てねって声をかけるだけでも違いますよね。
窪田:その通りです。ぜひ。
窪田:前回、SNSの繋がりとリアルな孤独感についてお話しいただきましたが、家庭内でのサポート体制はどうでしょうか。最近は男性の育児参加も増えていると聞きますが。
やまかな:お父さんの育児参加はすごく増えていると感じます。ただ、それはそれで難しさもあって。
窪田:どういうことですか?

