作家で大学講師の額賀澪氏
前回は、日本航空(JAL)でキャリアを始め、その後6つの大学を渡り歩いてきた桜美林大学ビジネスマネジメント学群の戸崎肇教授を取り上げた。戸崎氏のキャリアから見えてきたのは、「断らない」「専門を広げる」「複数の世界を持つ」という3つの法則だった。
今回は、作家であり、大正大学表現学部客員准教授、日本大学芸術学部非常勤講師である額賀澪氏だ。
額賀氏の話を聞いていて印象的だったのは、大学という「場」と、そこで学ぶ学生たちの状況をかなり細かく見ていることだ。考えてみれば、これは作家としての仕事とも重なる。額賀氏の小説は、その物語を象徴する場所や場面も丁寧に描かれている作品が多い。人がいまどんな状況に置かれ、何を感じ、どう動こうとしているのかを捉える。そうした作家として培ってきた観察力や状況判断そのものが、大学で学生と向き合う際にも生かされているのかもしれない。
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