有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス

イントレプレナー(社内起業家)が務まるのは能力がある人だけなのか? 走りながら身につける6つの能力とは?

10分で読める
走るビジネスパーソン
多くのイントレプレナーは、走りながら必要な力を身につけていく(写真:a-clip/Getty Images)
  • 田久保 善彦 グロービス経営大学院特任副学長 教授

INDEX

イントレプレナーとして新規事業を進めるためには幅広い知識やスキルが必要となります。しかし、これらをはじめから兼ね備えている必要はないし、兼ね備えている人もいません。新刊『イントレプレナー(社内起業家)の教科書 新規事業を成功に導く50のQ&A』では、47人の先人へのインタビューから、挑戦の中で実践を通じて能力やスキルを身につけていく軌跡を紹介しています。

多くのイントレプレナーへのインタビューから見えてきたのは、「最初から全部できた人=最初から十分なスキルを持っていた人」はいない、という事実でした。最初の段階では、既存事業の一担当者としての経験しかなかった人も多くいます。

・顧客とコミュニケーションをとるのは得意だが、事業計画や収支はよくわからなかった。
・技術には詳しいが、ビジネス面の交渉やマーケティングは未経験だった。
・社内での調整は慣れているが、社外パートナーづくりは初めてだった。

それでも彼ら・彼女らは、「足りないからやめておこう」ではなく、「足りないなら学べばいい」と考え、走りながら必要な力を身につけていきました。

Q.イントレプレナーは能力がある人にしか務まらないのですか?

50のQ&Aのひとつとして、この問いに先人たちが答えてくれています。

イントレプレナーに必要な能力は6つある

『イントレプレナー(社内起業家)の教科書 新規事業を成功に導く50のQ&A』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら)

イントレプレナーに必要なのは、「最初から完璧にできる能力」ではありません。むしろ、わからないことをわからないと言える素直さ、必要だと思ったら学びに行く姿勢、試して、失敗から学び、やり方を変えていくしなやかさといった、学び続ける前提に立つスタンスそのものが、土台となる力だと言えます。

既存事業で培ってきた経験も、決して無駄にはなりません。顧客対応、現場の改善、チームでの協働、数値目標の管理など、日々の仕事で当たり前にやってきたことが、新規事業という「違うフィールド」に持ち越され、かたちを変えて活きてきます。

2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数