多くのイントレプレナーへのインタビューから見えてきたのは、「最初から全部できた人=最初から十分なスキルを持っていた人」はいない、という事実でした。最初の段階では、既存事業の一担当者としての経験しかなかった人も多くいます。
・技術には詳しいが、ビジネス面の交渉やマーケティングは未経験だった。
・社内での調整は慣れているが、社外パートナーづくりは初めてだった。
それでも彼ら・彼女らは、「足りないからやめておこう」ではなく、「足りないなら学べばいい」と考え、走りながら必要な力を身につけていきました。
Q.イントレプレナーは能力がある人にしか務まらないのですか?
50のQ&Aのひとつとして、この問いに先人たちが答えてくれています。
イントレプレナーに必要な能力は6つある
イントレプレナーに必要なのは、「最初から完璧にできる能力」ではありません。むしろ、わからないことをわからないと言える素直さ、必要だと思ったら学びに行く姿勢、試して、失敗から学び、やり方を変えていくしなやかさといった、学び続ける前提に立つスタンスそのものが、土台となる力だと言えます。
既存事業で培ってきた経験も、決して無駄にはなりません。顧客対応、現場の改善、チームでの協働、数値目標の管理など、日々の仕事で当たり前にやってきたことが、新規事業という「違うフィールド」に持ち越され、かたちを変えて活きてきます。


