有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス

イントレプレナー(社内起業家)が務まるのは能力がある人だけなのか? 走りながら身につける6つの能力とは?

10分で読める
走るビジネスパーソン
多くのイントレプレナーは、走りながら必要な力を身につけていく(写真:a-clip/Getty Images)
  • 田久保 善彦 グロービス経営大学院特任副学長 教授
2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

多くの人が新規事業への挑戦をためらう理由の一つが、「自信のなさ」です。「自分にはまだスキルが足りない」、「もっと勉強してからでないと」、「周りの挑戦者と比べてしまう」といった完璧ではない現状に引っ張られてしまうのです。しかし、イントレプレナーたちの歩みを振り返ると、「能力が十分に備わったから挑戦した」のではなく、「挑戦したから能力が身についてきた」ケースがほとんどでした。

最初の一歩は、誰にとっても小さく、不安の伴うものです。むしろ、「本当に自分にできるのだろうか」と感じている人ほど、慎重に学びながら進もうとするため、結果として着実に力をつけていくことが多いのです。

大切なのは、「今の自分」を合否判定することではありません。「まだできない自分」を否定するのではなく、「これからできるようになっていく自分」を信じること。その視点の転換こそが、成長のスタートラインになります。

イントレプレナーのコメント

オーラルケア関連事業×日用品 男性 30代
初めて取り組んだ新規事業は社内で出た製品・サービスのアイデアをどのように技術的に実現するかということばかり議論されていました。
しかし、いざ市場に出してみると顧客から致命的な指摘をされてしまいました。今にして思えば当たり前のことなのですが、当時はそういった基本的なことにも気づけませんでした。そうした経験から自ら社内向けに新規事業のマネジメントガイドラインを作成して新規事業の運営に携わるようになりました。いろいろな知見や事例から学びを蓄積していくと、新規事業に関するスキルやマインドセットが身についたと実感するようになりました。
べジミート事業×食品(製菓)男性 20代

営業部署で働いてから新規事業に挑戦をしました。最初は何から始めればよいのかわからなかったです。なので、わからないことは社内に聞きまくったり、社外のセミナーに積極的に参加しながら事業化のヒアリングをしたりしました。社内では何より行動という文化もあって、学んだことはすぐに実践しました。結果的に、事業は無事に上市できて自分自身も挑戦前に比べるとアウトプットのスピードも上がり、仮説を作ってから人に尋ねるといった成長を感じています。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数