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イントレプレナー(社内起業家)が務まるのは能力がある人だけなのか? 走りながら身につける6つの能力とは?

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走るビジネスパーソン
多くのイントレプレナーは、走りながら必要な力を身につけていく(写真:a-clip/Getty Images)
  • 田久保 善彦 グロービス経営大学院特任副学長 教授
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・社内で新規事業経験のある先輩が、壁打ち相手になってくれた。
・他部署のメンバーとチームを組むことで、視点が広がった。
・社外の起業家や専門家が、メンターとしてアドバイスをくれた。
・他社のイントレプレナーと情報交換することで、「自分だけではない」と思えた。

こうしたネットワークは、単に知識や情報を交換する場にとどまりません。悩みや不安を共有し、時には愚痴をこぼしながらも、「じゃあ次どうしようか」と一緒に考えてくれる存在がいることで、心理的な安全性が生まれます。「失敗したらどうしよう」ではなく、「失敗しても学べばいい」と思えるようになると、挑戦への一歩が格段に踏み出しやすくなります。

「試してみる→振り返る→修正する」

また、ほかの挑戦者の姿に触れることは、「自分もやってみていいのだ」という許可を自分に与えるきっかけにもなります。特別な経歴ではない人が、一歩を踏み出して壁を乗り越えているのを見ることで、「あの人にできるなら、自分もやってみよう」と感じることができるのです。

③自己研鑽(学び続ける姿勢)
何よりも重要なのが、自ら学び続ける姿勢です。多くのイントレプレナーが、業務の合間を縫って学びの機会をつくっていました。ビジネススクールへの通学、社内研修への参加、外部セミナーやオンライン講座など、その手段はさまざまです。

そして、大切なのは、「自分から学びに行く姿勢」です。インタビューを通じて印象的だったのは、多くのイントレプレナーが、忙しい業務の合間を縫って学びの時間をつくっていたことです。

・外部セミナーや勉強会など学べる場に足を運び、理論やフレームワークを学んだ。
・社内研修に積極的に参加し、他部門の知識や視点を取り入れた。
・書籍や論文を読み、学んだことを自分のプロジェクトに当てはめて試してみた。
・経営大学院に学びに行った。

ここで大事なのは、「学びそのもの」が目的になってしまわないことです。新規事業に携わる人たちは、学んだことをそのまま頭の中にしまっておくのではなく、実際のプロジェクトに持ち込み、「試してみる→振り返る→修正する」というサイクルを回しています。

例えば、セミナーで学んだフレームワークを翌週の顧客ヒアリングで使ってみる。書籍で知ったインタビューの問いかけ方を自分なりにアレンジして現場で試してみる。こうして、「学び」と「実践」を行き来する中で、知識は血肉化され、「自分なりのやり方」として身についていきます。

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