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「飲みづらい」グラス開発、飲み放題ではなくチケット制——《ヤッホーが仕掛ける"適正飲酒"》ビールメーカーがなぜ?

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ゆっくりビアグラス
「飲みづらさ」を売りにした、砂時計型の「ゆっくりビアグラス」。その狙いとは?(写真:ヤッホーブルーイング)
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今年は昼12時半に乾杯でスタートし、アルコールの提供は18時半でストップし、20時に終了した。

「超宴」では地域限定・期間限定含めヤッホーブルーイングの15種類以上のビールを提供、さらに超宴のために用意したスペシャルビールもあるが、アルコールの提供は18時半でストップ(写真:ヤッホーブルーイング)
キャンプファイヤーも明るい時間帯から楽しむ(写真:ヤッホーブルーイング)

2024年からガイドラインを意識し、ソフトドリンクも提供。テントで泊まる人も含む長時間のイベントで、夜間にアルコールを提供しないのは、アウトドアイベントの特性を考慮することから始まっている。

「人と一緒にワイワイ飲むと、つい飲み過ぎてしまいがちです。その結果、お客様がお怪我をされたり、酔って体調を崩したりすると残念。最後まで楽しくビールを飲んでいただきたいから」、と北野氏は話す。

飲み放題ではなく「チケット制」に

都内の公式ビアレストランでも、小規模な「よなよなエールの宴」を実施している。2025年は3日間の2部制で、参加人数は各回40人。

参加料金6490円の中に、イベント参加料とビュッフェ料理代金のほか、選べる乾杯ドリンク1杯(400㏄)と、ドリンクチケット3枚(400㏄分1枚、250㏄2枚)が含まれる。それ以上飲む場合は400㏄分が1杯880円、250㏄分は1杯600円でチケットを購入する。

チケット制で開いている「よなよなエールの宴」(写真:ヤッホーブルーイング)

同社が実施したアンケートでは、チケット制に切り替えた直後の2024年は満足度が下がった。その前年は7段階評価のうち上位2段階を選んだ人が9割を超えていたが、2024年は9割を下回ったのだ。

そこで飲めるビールの種類を増やす、スタッフと客のコミュニケーションに力を入れるなどした2025年は、満足度が9割超えに戻った。終了後に客同士が連絡先を交換するなど、親密なイベントにできた。

筆者は酒に弱いので、参加料金に含まれるチケット数を多く感じるが、チケット制にした結果、2025年は一人当たりの酒量は半減し、大きな成果を上げている。

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