東洋経済オンラインとは
ライフ

情けない事実が冷気とともに体にしみこみ…47歳で独立した元会社員が伝える"後ろ盾のない地獄の日々"と3つの回避法

10分で読める
落ち込む男性
独立後、本当の地獄はその直後にやってきました(写真:Ushico/PIXTA)
  • 越智 秀紀 作家、編集者、出版マイスター

INDEX

会社すごろくの「上がり」が、嫌でも見えてくるのが50代。「役職定年」「一人部署」……50代をめぐる環境はますます厳しくなっています。
大手出版社に25年間勤務し、600冊の書籍を編集担当、累計部数は1200万部という抜群の実績を誇った元編集長が47歳で独立。彼が体験した「地獄」からの学びとは?(『50代は「気分がいい人」がうまくいく: ベストセラー連発の元編集長が学んだこと』の筆者、越智秀紀氏の書き下ろしです)

50代の不幸の原因

50代の本当の敵は、仕事ができない「無能さ」ではありません。逆に「優秀すぎる」ことなのです。

どういうことでしょうか? 会社というOS(オペレーティングシステム)は、実によくできていますね。効率を優先、数字による売上やコストの把握、他者による評価、前例の踏襲、他部署への根回し、上司への忖度……。

これらは組織を円滑に動かすための実に合理的なロジックです。そのOSを出版社で25年アップデートし続けた私の脳は、知らない間にそのロジックでしか世界を解釈できなくなっていました。

「これは数字になるか」「上司はどう評価するか」「前例はあるか」――。

会社組織の中で優秀であればあるほど、このOSへの適応は深く、速く、完璧になっていきます。問題は、その完璧な適応が「組織の外での脆弱性」を同時に育てているということなのです。

2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象