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情けない事実が冷気とともに体にしみこみ…47歳で独立した元会社員が伝える"後ろ盾のない地獄の日々"と3つの回避法

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落ち込む男性
独立後、本当の地獄はその直後にやってきました(写真:Ushico/PIXTA)
  • 越智 秀紀 作家、編集者、出版マイスター
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この習慣が、自分の「心の高度」を「見える化」してくれます。決算書を見ない経営者が破綻するように、自分の決算書を放置する個人に人生の舵取りはできません。

このノートはあなたの感情の「羅針盤」なのです。

習慣その③ 「無名の自分」で勝負できる場所を持つ

肩書きを隠して飛び込める場所を1つ、作ってみましょう。

業界の勉強会でも、地域のコミュニティでも、趣味のサークルでも大丈夫です。そこであなたは「部長」「取締役」ではなく、ただの「一個人」として評価されます。最初は居心地の悪さを感じるかもしれません。しかしその居心地の悪さが、あなたの正確な現在地を教えてくれるのです。

定年後に初めて「無名の自分」に気づく人間と、50代のうちにそれを経験済みの人間では、その後の適応速度が根本的に違ってきます。

居心地のいい「逃げ場」を作れ、と言っているのではありません。そこは会社の看板を外した自分がどこまで通用するかを試す、「個人の武者修行の場」なのです。

開業は定年を待たず「今日」しよう

定年は、人生の「締め切り」ではありません。

『50代は「気分がいい人」がうまくいく: ベストセラー連発の元編集長が学んだこと』(三笠書房)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

しかし多くの50代が、「定年まで逃げ切れればいい」という「タイムリミット」として設定しています。その発想がすでに敗北なのです。

なぜなら、人生の経営権を会社に委託したまま期日を待っているからです。

個人OSへの切り替えは、定年後に始めるものではありません。今日から始めるものなのです。無名の自分で勝負できる場所を探して、自分の決算書をつけ始める。誰にも見えない場所で自分の扱いを変えていく。その地道な積み重ねだけが、組織に依存しない「個人の筋肉」を鍛えてくれるのです。

筋肉は使わなければ衰えます。会社を辞めてから、慌てて開業届を出すなんてナンセンス。50代の今こそ、その頼りない手足で自分自身の人生を「開業」するのです。50代の今なら、まだ間に合います!

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