「いい気分」でいることは、個人として市場で生き続けるための、最強のビジネススキルです。なぜなら、組織の外ではあなたの不機嫌を「管理職のストレス」として許容してくれるような人間は1人もいないのですから。
それでは会社OSをアンインストールして、自分の人生を取り戻すための3つの方法をお伝えしましょう。会社OSのアンインストールは、自分の意志に頼るだけではうまくいきません。「環境と習慣」というしくみによって、少しずつ書き換えていきましょう。
今すぐ必要な「3つの習慣」
習慣その① 自分が欲しいものを、自腹を切って支払う
組織の外で信頼を勝ち取るためには、まず自分が自分のことを信頼していなければなりません。
些細なことのようですが、コーヒーが飲みたいときにコンビニでいつもの安いコーヒーですませていませんか? 自分を信頼するために、自分が本当に飲みたかった贅沢な1杯を選びましょう。お酒なら、値段だけで選んでいた発泡酒をビールに変えるのです。
組織の外では、会社の経費で落とすことができません。その数百円を、他人の目を気にせずにただ「自分が飲みたいから」という理由だけで自腹を切って支払うのです。
その身銭を切る「小さな痛み」こそが、会社OSを外す第一歩です。
その瞬間、脳内に「もったいない」「贅沢」というブレーキがかかることでしょう。しかし、それはあなたが自分自身を「組織の消耗品」として低く見積もっている証拠でもあるのです。自分を「大切な取引先」として扱いましょう。誰にも見えない場所で自分をどう扱うかが、自己信頼の土台を築いていくのです。
習慣その② 毎晩「人生の決算書」をノートに書く
会社の決算書は、数字で構成されています。売上、利益、コスト、ROI(費用対効果)。50代はそうした数字を読むことには、長けているでしょう。しかし自分自身の人生の「決算書」からはいったい何年間、目を背け続けてきたでしょうか。
毎晩1つだけ、次の問いに答えてください。
「今日、自分は納得できたか」
YesかNoかだけでかまいません。Noならその理由を3行書きましょう。
