2026年の4月から、文部科学省の主導で「学校給食費の抜本的な負担軽減」がスタートされた。
これは公立小学校の学校給食で実施されるもので、基準額に基づいて国が地方自治体を支援する(基準額を超える場合は、保護者負担が残る)。
こうした大きな動きがある学校給食だが、その歴史についてご存じだろうか。給食調理員の不足や物価高など、現在の課題とともに見ていこう。
労働環境による人手不足と物価高で変わるメニュー
学校給食と聞いて、小学校時代を懐かしく思い出す人も多いかもしれない。筆者は1990年代に小学校に通ったが、給食の時間が楽しみだった。
ワカメご飯・かぼちゃスープ・お肉料理などお気に入りのメニューがあったが、食べることだけでなく、給食当番の1人として給食を教室に運んだり、または食器類を給食室に返したりしたことも今となっては懐かしい思い出となっている。
さて、学校給食に関する大きな問題の1つは、学校給食の調理員の数が不足していることだ。要因は低賃金や過酷な労働環境などにある。
夏場の調理場は40度を超え、食中毒が起こらないように配慮もしなければならない。過酷な労働環境に対し、相応の賃金が支払われないことが人手不足の要因と考えられている。
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【始まりは貧困家庭の児童を救うため】
