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マイクロソフトなどでも進む「ニューロダイバーシティ採用」 《発達障害がある人材》の高度な能力をどう生かすべきか

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高度な集中力や論理性が求められるIT領域で活躍する例が多く見られるという(写真:jessie/PIXTA)

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近年、脳・神経の発達特性の違いを社会で活かし合おうという、「ニューロダイバーシティ」という考え方が広がりを見せています。
本稿では、『企業実務』の記事を再構成する形で、ニューロダイバーシティが企業の成長戦略となる理由と、企業の成長のためのポイントについて、株式会社日本総合研究所創発戦略センター シニアデベロップメントマネジャー、木村智行さんが解説します。

「ニューロダイバーシティ」とは何か

ニューロダイバーシティ(神経多様性)とは、脳・神経の発達特性の違いを多様性と捉え、社会や組織のなかで活かし合おうとする考え方です。

人の脳・神経の発達特性は1人ひとり異なり、その違いは仕事や日常生活における「得意」「不得意」として現れます。

たとえば、定められたマニュアルを正確に守ることが得意な人もいれば、新しいアイデアを生み出すことを得意とする人もいます。脳・神経の発達特性には程度の差があり、特性が強く表れる場合には、環境とのミスマッチによって日常生活や社会生活に困難が生じることがあります。

医学的には、その状態が「神経発達症」と診断され、一般には「発達障害」と呼ばれています。障害は個人の心身機能のみによって生じるものではなく、個人と社会・環境との間に生じる摩擦によってもつくられるという考え方があります。これを障害の社会モデルといいます。

適切な環境や役割が整えば、強みが発揮される場合も少なくありません。

日本においては、人口の約1割の人に発達障害があるとされています。代表的な診断名としては、「自閉スペクトラム症(ASD)」と「注意欠如・多動症(ADHD)」が挙げられます(図表1)。

(出所:『企業実務3月号』より)

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