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キャベツやピーマンが手でバラバラに!三菱電機「冷凍した野菜を手で砕ける」、斜め上を行く冷蔵庫の超絶進化

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フリーザーバッグに入れたキャベツを手で砕く料理家の西岡麻央さん。ここへひき肉などを投入すれば、簡単に餃子の「あん」が作れる(写真:編集部撮影)
会社を動かすのは現場のビジネスパーソンだ。人気商品やサービスが生まれた背景、新たな挑戦の狙いとは。本連載では、その仕掛け人を直撃する。 

 

フリーザーバッグの中の凍ったキャベツをパリパリと細かく砕き、その中に豚のひき肉やにんにく、調味料などを混ぜるとあっという間に餃子の「あん」ができる。袋の端をカットして絞るように餃子の皮に詰めればあとは焼くだけーー。

餃子といえばまず野菜の微塵切りをしなければならない”ハードル”があるが、凍った野菜を砕くだけなら簡単に細かくできるうえ、袋の中であんを混ぜれば手も汚れない。調理だけでなく、洗い物の手間も省けるまさに「時短餃子」だ。

冷凍の役割が変わりつつある

凍らせた野菜を手で砕くーー。

斬新な発想の冷凍機能を備えた冷蔵庫の設計・開発に携わっているのが、三菱電機の冷蔵庫製造部基盤開発グループの笹原駿介さん(36歳)だ。この「できちゃうV冷凍」機能ではキャベツのような葉野菜だけでなく、カットしたニンジンや、まるごと冷凍したピーマンもパキパキと気持ちのいい音を立てて砕ける。

冷蔵庫メーカーにとって、いまや「冷凍」は冷蔵庫の差別化を図るキー機能である。物価高騰や働き方の多様化など市場環境が変わる中、三菱電機によると、食費を意識してスーパーの特売時にまとめ買いをしたり、食品ロスを減らすために購入した食品をできるだけ無駄にしないように冷凍する人が増えてきている。

また、まとめ買いをしたものを小分けにしたり、調理用に下ごしらえをしたものを冷やしたりと、冷凍は長期保存用ではなく、より日常的に使われるものに変わっている。

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【野菜の冷凍ニーズは高かった】

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