春分の日から始まった3月20日からの3連休、国内各地の高速道路で死亡事故や10台を超える多重事故など、全国ニュースになるような事故が多数、発生した。
原因も背景もさまざまだが、これだけ道路が整備され、クルマの安全性が向上している中で、なぜ悲惨な事故は頻繁に起こるのか。
日常的に高速道路を利用する自身への自戒も込めて、連休に流れた3つの重大事故のニュースを改めて確認しておきたい。
3台が炎上、6名が死亡した深夜の事故
この3連休の事故で最も大きく報道されたのは、連休初日の午前2時20分ごろに発生した、渋滞の車列に大型トラックが突っ込み、追突された乗用車の乗員6人が死亡した事故である。
場所は、三重県亀山市の新名神高速道路の下り線、「野登(ののぼり)トンネル:長さ4137m」の出口付近。名古屋方面からだと、「菰野IC(こものインターチェンジ)」「鈴鹿PA(パーキングエリア)」を過ぎ、東名阪道からの連絡道が合流する直前のトンネルである。
午前2時という時間は、通行料金が安くなる深夜に疾走する大型車が多い時間帯だが、3連休初日のため、渋滞を避けて観光や帰省のために走る一般の乗用車も一定数いたことだろう。
この事故では、運送会社に所属する50代の女性が運転していたトラックが、前方の乗用車に衝突、計3台が炎上し、乗用車に乗っていた6人の命が失われた。
この事故が大きく扱われたのは、亡くなった6人のうち3人がまだ小さな子どもだったこと、そして身元の発表がなかなかなされなかったことが大きいだろう。
被害者の身元については、事故後1週間が経った現時点でもまったく発表されておらず、それだけ特定が難しい状況であることが推察される。



















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