3連休の高速道路で「悲惨な事故」が続いた背景。「春分の日」3連休で流れた3つのニュースを振り返る

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加害者が前方不注意であったことや、当日は渋滞の先で工事が行われており、時速50kmの速度規制が行われていたところをそれより速いスピードで走行していたことなどが、事故後しばらくして伝えられるようになった。

加害者はもちろんプロのドライバーであり、会社からの信頼の厚い方だったようだが、東京から広島まで約1000kmを走行するスケジュールだったことを考えると、午前2時という時間は、運転手にとっては集中力を欠きやすい状況だったのかもしれないとの思いも浮かぶ。

物流を支える大型トラックは深夜早朝にわたり長距離を走る(写真はイメージ、写真:まちゃー / PIXTA)

仮に「東京IC」から「広島IC」との距離を算出すると、およそ780km。休憩を入れて走ることを考えると10時間、あるいはそれを超える時間を運転することになる距離だ。

この事故は、「3連休」「深夜」「工事中の渋滞」「トンネル内」という悪条件が重なって起きたと推察される。

もちろん、ドライバーはどんな条件であろうと、前方をしっかり見て運転に集中し、安全義務を怠らないことは当然だが、それでも起きてしまう事故をどう防いだらよいのかを、改めて考えさせられた。

同じトンネル内でほぼ同時に3カ所で追突事故が

2つ目のニュースは、それからおよそ6時間後に起きた事故だ。三重県の隣、愛知県の新東名「稲木トンネル」下り線で、ほぼ同時に3カ所で別々の追突事故が発生、4人が損傷を負ったというものである。

このトンネルは、東京方面から走行すると、静岡県から愛知県に入り「長篠設楽原(ながしのしたらがはら)PA」を過ぎて4つ目、長さ700mあまりのトンネルである。

東名よりも内陸部を走る新東名はトンネルが多く、特に「新城(しんしろ)IC」から「岡崎東IC」までは短いトンネルが11本連続する区間である。

日本にはトンネルが連続する地域も多い。写真は筆者が走った紀伊半島の湯浅御坊道路「湯浅トンネル」(筆者撮影)

報道によれば、この事故は出口付近で3台、トンネル内で6台、入り口付近でも3台が追突事故に絡んだという。偶然とはいえ、連休を利用して高速道路を利用するサンデードライバーや、トンネルの構造自体に何らかの原因を求めてしまいたくなるような事故であった。

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