橋本環奈、広瀬すず「朝ドラ女優にアンチ湧く」ワケ なぜNHKの朝ドラに主演すると過剰に叩かれるのか
そのため作品だけではなく主演女優に関する記事をメディアがアップするのは自然な流れ。ただ、2022年に放送された「ちむどんどん」と主演女優の黒島結菜さんがそうであったように、ネガティブな記事のほうがPVは伸びやすいため量産されやすく、それは放送が終わってからも続いていきます。
放送中かどうかにかかわらず「近年の朝ドラ主演女優」というだけで、メディアからその言動を注視されていることは間違いないでしょう。実際、広瀬さんのケースはまさに狙われたものでした。
一言一句、一挙手一投足を注視される
広瀬さんが批判されたのは、「広瀬すずの『よはくじかん』」(TOKYO FM)という冠ラジオ番組での発言でした。
冠ラジオはファンに向けてリラックスして話せる場であり、しかも相手は公開中の映画「AT THE BENCH」の共演者。最初から好印象であり、プライベートでも食事したことを明かすなど、親しい仲ならではのなごやかな会話だったことは明らかでした。
しかし、記事では「なんかすごくひねくれてるなと思う」「こういうことを悪びれもなく言っちゃうところも素直では片付けられないよなーと思った」「この子は言葉選びが下手だからあまり喋らせないほうがいい。自分の言葉で話すほど好感度が下がるタイプ」というネット上のネガティブなコメントのみを抽出。
さらに、「軽率な言葉遣いは過去にもあった」として9年前のバラエティで発したコメントを引っ張り出して批判をあおりました。
「『すごくひねくれてる』広瀬すずが大河俳優に“余計なひと言”で批判殺到、蒸し返される“音声さん”炎上」という記事タイトルを見ても、悪意ありきであることがわかるでしょう。少なくともネット上を見る限り「批判殺到」ではなく、むしろ息ピッタリのトークを称える声が目立っていました。
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