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カープ黒田投手がこだわる「もう一つの契約」 断ったのはヤンキースだけではなかった

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  • 寺尾 博和 日刊スポーツ新聞社大阪本社編集委員

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11日に2勝目を挙げたカープ黒田投手。「レジェンド」黒田がこだわる「もう一つの契約」とは?(写真:河南真一)

いまやすっかり「レジェンド」(伝説)という言葉が似合う広島の黒田博樹投手。4月11日の阪神戦(甲子園)では、自ら打者としてタイムリーも放つなど活躍。日本復帰初登板になった3月29日のヤクルト戦(マツダ)に続き、今季2勝目(1敗)をマークした。

ちまたで黒田の「男気」にまつわる話題は、今も引きも切らない。ヤンキースからの21億円ともいわれるオファーを蹴って、9年ぶりに広島復帰。その心意気に日本人は喝采した。

一方で、アスリートとしては年齢的にも下り坂の黒田が、メジャーからの大型契約を振り切ったことだけがクローズアップされているようだ。だが彼の〝義侠心〟はそれだけではないのだ。

ヤンキースで活躍後も、SSKと専属契約を継続

実は、黒田はプロ入りして以来、ずっと大手スポーツメーカーSSK社(本社・大阪市)と専属アドバイザリー契約を結び続けている。

アドバイザリー契約に関しては、日本だけでプレーする選手でも、所属先を変更するのは珍しくない。それだけに黒田が名門ヤンキースのエース格にのし上がった後も、結局SSK1社で専属契約を貫いているのは超異例と言える。

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【なぜ黒田は他のメーカーになびかなかったのか】

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