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結婚・出産で大きく変化する女子の人生は、右にも左にも選択肢だらけ。20代はもちろん、30代になっても迷いは増すばかり。いったいどの道を選べば幸せに近づけるのか? 昨年、東洋経済オンラインに登場、大反響を呼んだ
元リクルート“最強の母”堂薗稚子さんがお答えします。
※お悩み相談はこちらのアドレス(onna-sodan@toyokeizai.co.jp)まで
今回は、自分が「マタハラ対応」を受けているのかどうかモヤモヤしている……という女性の方よりお悩み相談をいただきました。
(ご相談)
社会人歴15年です。最近、報道で「マタハラ」の問題が取り上げられているのをよく見かけますが、自分が上司から受けている対応が、マタハラなのかどうなのか分からず、悶々としています。
つい先日、妊娠がわかり上司に報告しました。今、私は管理職なのですが、つわりで体調が思わしくないため、短時間勤務にできるかどうか相談したところ、「今の管理職のままでいてもらうのは難しい」といったニュアンスのことを言われました。
確かにこれまでと同じようには働けないと思っていたのですが、いざ面と向かって言われてみると、愕然としている自分がいます。
感情的になってマタハラだと騒いでも、復職したときに会社に居づらくなるのは目に見えています。ここは上の方針を受け入れて、いつか管理職に戻ることを目指して、またゼロから頑張っていく方向で考えるべきでしょうか。
実際に産んで「前ほど働けない状況」になるかもしれないので、上の言うことももっともだとは思うのですが、気持ちの整理ができずにいます。
これは「マタハラ」なのか?
10月の最高裁判決から、「マタハラ」という言葉も少しは浸透してきましたね。
多くの有識者が「あってはならない」と解説していますし、実際に起こっている事例を見ると、「なんてひどい!」と思う内容も多い。会社から懇々と退職を迫られ続けた話や、続けられないような職場に転属させた話を聞くと、これまでにどれだけの女性が「泣き寝入り」をしたのだろう、どんなに無念な気持ちで職場を去ったのだろうと強い憤りを感じます。
そういった意味でもこの判決は、とても画期的で、社会全体でこの問題を表出させ、考えていくきっかけになると思います。「この対応はマタハラでは?」とあなたのように感じる女性が増えて、ちゃんと声を上げていく、ということが世の中を変えていくいちばん大きな原動力になるはずです。
ただ、私自身は、ただシンプルに「マタハラ撲滅!」とも言い切れない違和感もあります。私は労務問題の専門家でもないし、法律にもグローバルスタンダードにも精通していない。ジャーナリストでもないので、「こういう人がいるから困る!」とお怒りを買うでしょうが、現場のヒラ社員、中間管理職、事業責任者と、さまざまな立場で働いてきた経験から、「ちょっと待って!」と思ってしまうことがあるのです。
あなたのご相談から少しずれてしまうかもしれませんが、私の体験をお話させてください。
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