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踊り子の"兄"、JR西に残る「117系」の過去と未来 ユーモラスな顔、かつては「新快速」の代名詞

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独特な前面スタイルの117系。種別表示には「新快速」も残る(筆者撮影)
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東京と伊豆急下田・修善寺を結ぶ、特急「踊り子」という列車がある。伊豆へ向かう特急列車は戦後に運行を開始し、これまで多くの人々が利用してきた。1981(昭和56)年には、それまで特急「あまぎ」と急行「伊豆」として運行されていたものを統一し、新たに「踊り子」の愛称を設定。同年には185系電車が登場し、「踊り子」での営業を開始した。

「踊り子」には“兄”がいた

185系は、それまでの特急用車両とはまったく異なる前面形状や、白地に緑色の斜めラインという斬新なカラーリングが大きな話題となった一方で、座席はリクライニングしない転換クロスシートが採用された。

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特急「踊り子」として活躍する185系(編集部撮影)

これは、185系が普通列車としても使用されるため、通勤ラッシュなどの混雑を考慮してのことだったが、特急列車に転換クロスシートというのはいかにもサービスダウンで、後のリニューアルでリクライニングシートに交換された。

185系は「踊り子」のほか、東北・上越新幹線の「リレー号」や東北本線・上越線系統の「新特急谷川」「新特急草津」などにも使用された。だが、登場から35年以上が経過し、老朽化も進行。「踊り子」には、中央本線で特急「あずさ」などに使われていたE257系が転用されることが決まっており、185系の活躍はまもなく見納めとなることから、鉄道ファンの間で話題となっている。

ところで、185系には“兄”のような存在の車両がいる。それが、1979年に関西地区でデビューした117系である。

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【私鉄に対抗する切り札として登場】

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