株式会社ベネッセコーポレーション
日常の授業にCBT単元テストを活用 教員の負荷軽減と児童生徒の学びに向かう力を育む取り組み
株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市、代表取締役会長兼社長:岩瀬大輔、以下:ベネッセ)は、このたび自社の提供する小中学校向けICT学習ソフト「ミライシード」に搭載したCBT※1方式の単元テスト「テストパーク」が、宮崎県教育委員会の推進する「AI教材活用事業」(令和7~8年)に導入されたことを報告します。
宮崎県教育委員会では、児童生徒が主体的に学んだり、自身の考えを深めたりする力を育成する「ひなたの学び」の取り組みを進めておられます。「宮崎県教育振興基本計画」第2期スタートとなる今年度は、教員主導の「教える授業」から子どもが主体となる「学びたい授業」への変革のため、日常の授業にCBT単元テストを導入・活用する取り組み「AI教材活用事業」を推進されます。
また、宮崎県教育委員会では、この取り組みにベネッセのAIを活用したCBT方式単元テスト「テストパーク」をご導入いただくこととなりました。「テストパーク」を活用することで、先生方はアプリ上で作成したテスト問題を児童生徒の端末に一斉配信でき、授業内で取り組んだ結果を自動採点で即時返却することも可能になります。指導にかかる先生方の負荷を軽減しつつ、児童生徒が主体的に振り返りや解き直しを行って学習内容を定着させていく、新たな授業サイクルの展開に「テストパーク」をご活用いただきます。

今後、宮崎県教育委員会では「テストパーク」を県内すべての小5・中2でご活用いただく予定です。ベネッセでは、本アプリの活用支援を通して、宮崎県内の小中学校の授業改善への取り組みに貢献してまいります。
※1:CBT(computer-based tests)/コンピュータ上で実施されるテスト
■「テストパーク」について
教科書の主要単元※2の確認テストを収録し、「ミライシード」上で小テストを実施可能とするCBTシステムです。採点に要する時間を34.5分から9.4分に、返却までの日数を3日から最短授業内に短縮※3します。
この自動採点と即時返却により、先生方のテスト実施にかかる業務負担の軽減とともに、児童生徒がテスト直後の記憶が鮮明な内に復習に臨めることで、学習効果の向上が期待されます。
昨年度の機能開発・実証実験を経て、2025年4月1日より提供をスタートしています。
▶テストパーク:https://x.gd/f0Nyf
▶ご参考:テストパークの画面(例)

先生用の画面では、各児童生徒の取り組み結果を一覧することができます。
実施したテストの結果は教科ごとに一覧で表示。観点別の得点率や子どもの受験状況も一目で分かり、成績処理の手間が効率化できます。

児童生徒側では、取り組んだテストがアプリにより即時採点されて結果が表示されます。
記憶が新しいうちに間違えた箇所を把握し、振り返ることで知識の定着につなげることができます。
※2:小学校4~6年の算数・国語・理科・社会、中学校一部学年の一部教科に対応。
※3:自社調査データ(2024年7月実施、テストパーク利用教員52名対象)
■宮崎県教育委員会様 コメント

■「ミライシード」について
今回活用されるアプリ「テストパーク」は、ベネッセの小中学校向けタブレット学習用オールインワンソフト「ミライシード」内に搭載されたアプリです。
●「ミライシード」:https://x.gd/TFk1u
ベネッセの「ミライシード」は、一斉学習・協働学習・個別学習それぞれの学習場面に対応した、小中学校向けタブレット学習用オールインワンソフトです。全国の小中学校のおよそ30%にあたる10,000校超、340万人以上の児童・生徒にご活用いただいています。(2025年3月時点)
今回活用されるアプリ「テストパーク」のほか、直観的な操作で子どもが自由に考えを表現でき、個別学習・協働学習・振り返りに活用できる授業支援アプリ「オクリンクプラス」をなど複数のアプリを搭載し、教育のDX化をサポートします。
▶「ミライシードファンサイト」活用支援サイト:
https://x.gd/kaA1e

こちらの記事内容は、PRTIMESから配信されている教育に関連したプレスリリースになります。