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被災した鉄道の「全線復旧」に1年以上かかる事情

記念式典では地元小学校の生徒から運転士と助役への花束贈呈も行われた(撮影:伊原薫)
助役の合図で記念列車が発車した(撮影:伊原薫)
900系「きらら」は運転再開を祝したラッピングが前面に施された(撮影:伊原薫)
900系「きらら」の前面に施されたラッピング(撮影:伊原薫)
沿線の一部には今も倒木の跡などが残る(撮影:伊原薫)
斜面が崩れた現場では現在も工事が行われている(撮影:伊原薫)
線路の下に治山工事で使う生コンクリートの圧送用配管が通され運行しながらの工事が可能となった(撮影:伊原薫)
復旧区間をゆく900系「きらら」。斜面や護岸の災害対策工事は行政との連携が不可欠だ(撮影:伊原薫)
1年2カ月ぶりに運行再開した叡山電鉄鞍馬線。斜面の上では今も治山工事が続く(撮影:伊原薫)
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長野県のアルピコ交通上高地線。現在も一部区間で運休が続く=2021年7月(撮影:伊原薫)
JR肥薩線の不通区間にある一勝地駅。この駅は奇跡的に被害を受けなかった(撮影:伊原薫)
苦境が続いてきた鉄道業界にも、明るい話題がいくつか聞かれるようになってきた。例えば、2020年7月に熊…