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「朝起きたら、外が海のようだった」
2011年3月11日。遠藤さんは宮城県石巻市の小学6年生だった。
「地震が起きたときは小学校にいました。最初は校庭に避難していましたが、津波が来るから校舎に入りなさいという指示があって、中に入りました。でも、津波は1階の教室にも入ってくる。どこまで水位が上がるかわからなかったので、体育館2階のギャラリー(周囲を囲む観覧スペース)に上がりました」
幸い、山際にあった小学校では、津波は床上まで浸水したものの、それ以上水位が上がることはなかった。小学校に迎えに来た母親と妹ともに、遠藤さんは体育館のギャラリーで一夜を過ごした。
「朝起きたら、体育館の外が海のようになっていました」
その後、仙台にいた父親と再会できたが、中学生の姉だけは安否がわからなかった。家族が再会できたのは、震災から1週間後。姉は別の中学校に避難をしており、無事だった。


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