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ライフ #自動車最前線

軽さはそのまま"あと少し"の余裕を…カワサキ新型「Z500/Ninja500」が400ccではなく世界基準の500ccを選択した意味

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ネイキッドスポーツのZ500(右)とフルカウルスポーツのNinja500(左) (写真:望月勇輝)

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「最近のバイクは高価すぎるし、そこまでハイスペックじゃなくてもいいんだけどなぁ」とか、「長年ビッグバイクに乗ってきたけれど、最近はパワーと重さを少々持て余し気味で……」

巷のライダーから、そんな声を聞くことが増えてきた。最新ビッグバイクの高性能ぶりには感心する一方で、毎回気合を入れて乗るのもちょっと疲れる。大人ライダーのボヤキというか、本音というか。そんな気分に絶妙に刺さってくるのが、新型「Z500」と「Ninja500」である。

【写真】カワサキの「Z500」と「Ninja500」を比較する(25枚)

なぜ今、400ではなく500なのか

エッジの効いたアグレッシブな造形に、カワサキらしいスポーツマインドが息づく。両車ともにシリーズ共通イメージのデザインを受け継ぎつつ、それぞれ個性的な「顔」が印象的だ(写真:望月勇輝)
Z500とNinja500は、エンジンやフレーム、足まわりなど、車両の基本構成を共有する兄弟モデルで、2027年モデルは10月17日より発売予定。両モデルとも主要スペックに変更はなく、Ninja500は従来仕様を継続し価格は89万1000円。Z500はカラー変更のみで、価格は84万7000円となっている(写真:望月勇輝)

カワサキのライトウェイトスポーツが、新たなステージへ進化した。Z500/Ninja500は、従来のZ400/Ninja400の優れたパッケージを受け継ぎつつ、排気量を451ccへ拡大した最新モデルだ。

もちろん、400ccモデルもこれまでどおり販売している。今回の500ccモデルは、日本では2026年が初導入となるが、世界市場に目を向ければ、むしろこちらが現在のスタンダード。日本では普通二輪免許が「400ccまで」と定められているため、400ccという排気量には昔から特別な馴染みがある。しかし世界では事情が違う。

代表的なのが欧州のA2免許だ。こちらは排気量ではなく、最高出力35kW(約48PS)以下などの基準で区分される。つまり、400ccという数字にこだわる理由がないのである。

振り返れば、カワサキのライトウェイトNinjaも世界市場のニーズに合わせ、「Ninja250R」から300、400、そして500へと成長してきた。今回のZ500/Ninja500が搭載する並列2気筒エンジンは451cc。従来の399ccユニットをベースにストロークを伸ばすことで排気量を拡大している。

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