1980年代にスペシャリティ、いわゆる“デートカー”として一世を風靡したホンダの「プレリュード」。その歴史的な人気モデルがスポーツハイブリッドとして復活、2025年9月4日より発売となった。
新世代のプレリュードは流麗な2+2の2ドアクーペボディに、ホンダの最新2リッター・ハイブリッド「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を搭載するFFモデルだ。
シャシーは「シビック タイプR」をベースにプレリュード専用のセッテイングを施したもの。そこに、モーター駆動を主体としながらも、仮想の8段変速を生み出す「Honda S+ Shift(エスプラスシフト)」を採用。まるでエンジン車のような走りが楽しめる。
1グレード展開で、19インチの大径アルミ&ホイール、BOSEプレミアムサウンドシステムを標準として、価格は617万9800円だ。
そして発売からほぼ1年後となる、26年8月20日に専用「プレミアムクリスタルガーネット・メタリック」をまとった特別仕様車「2027 Limited Edition」(630万6300円)を追加している。
年間販売は国内約4000台、海外約1900台
では、そんな新世代の「プレリュード」は、どれほどに売れているのか。
ホンダ広報部に問い合わせてみれば、25年9月販売から26年8月末時点までに売れたのは4089台。海外での販売は1920台であるという。年間で国内約4000台、世界約6000台という成績となる。
では、この数字は、何を意味するのであろうか。
単純に「話題のわりに少ない」と思う人も多いはずだ。たとえば、ライバルであるマツダ「ロードスター」であれば、2025年通年で1万0001台を販売している。トヨタ「GR86」も24年通年販売は8802台であった。
また、同じホンダのシビック タイプRは、月産400台/年間4800台という枠があっという間に埋まっている。そういう意味で、プレリュードは、熱狂的なまでの人気を獲得できたわけではないだろう。


※ログイン後、コメント入力が可能です。