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ビジネス #自動車最前線

1年4000台は"売れた"のか? 復活したホンダ「プレリュード」ハイブリッド&スポーツの現在地

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24年ぶりに「プレリュード」の名が復活したことでも話題となった1台(写真:本田技研工業)
24年ぶりに「プレリュード」の名が復活したことでも話題となった1台(写真:本田技研工業)
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走らせてみれば、たしかに楽しさがある。正確なハンドリングと、ピックアップのよいパワートレインは、ワインディングでは気持ちいい。一方で、かつてのスペシャリティを知る人間としては、逆に真面目にスポーツ志向すぎるのではないかと感じた。

かつてのデートカーとは異なるスポーツカーとなっている(筆者撮影)

もう少し、乗り心地をよくして、もう少しハンドリングをなまし、そしてパワーを高くした方が、80年代のスペシャリティのイメージに近いような気もする。また、レザーを選べることができないシートも残念感がある。新生プレリュードは、デートで乗るよりも1人でワインディングを走る方が楽しい。

新生プレリュードの生きる道

発売1年を経たプレリュードはこの後、どうなっていくのか。現在の販売台数は、目標を上回っているわけであり、ホンダの目論見通りだ。そうとなれば、あと数年もすれば、中古車も徐々に出てくるはず。そうなれば、若い世代が「プレリュード」を手に入れることも増えるだろう。

80年代のあのころも、中古車の存在がプレリュードなどのスペシャリティの人気を押し上げた実態があった。そういう意味でプレリュードは、じっくりと時間をかけて成長させてゆくモデルだろう。

なんといってもハイブリッドとスポーティの2つを前面に押し出すモデルは、他にないからだ。ハイブリッド&スポーツの可能性を、とことん追求してほしい。

新型「プレリュード」の運転席まわり(写真:本田技研工業)
2+2のためリアシートはミニマム(写真:本田技研工業)

とはいえ、長期的な人気を維持するためには、いろいろな仕掛けが必要だろう。特別仕様車や、新グレードの追加などが望ましい。真面目なスパルタン仕様や、逆にデートカーに徹した快適仕様の追加もおもしろいのではないだろうか。

現行マツダ「ロードスター」が、超軽量仕様や2リッター・エンジン仕様など、さまざまな特別仕様車を用意することで、発売から11年目となる2025年に販売台数を現行型として年間最高台数にしたように、発売後の工夫で販売を伸ばすことも可能だろう。

そして10年後になってもいいから、次世代型にフルモデルチェンジしてくれることを期待したい。ホンダは、継続を苦手とするメーカーである。過去の「S2000」や「CR-Z」などのようにフェードアウトせず、ロードスターのように売り続けてほしい。継続することで、ホンダのスポーツカーにかける情熱が理解され、ホンダのイメージは高まるからだ。

【写真を見る】1年4000台は"売れた"のか? 復活したホンダ「プレリュード」ハイブリッド&スポーツの現在地(20枚)

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