投資の平均リターンが5%、7%になるのは現実的だろうか。
このような試算をすると、よく「それは過去の話であって、未来もそうなる保証はない」と懐疑的な見方をする人がいる。とても慎重な考え方だ。
シミュレーションを「絵に描いた餅」と疑ってかかるかどうかは、あなた自身が判断すればいい。楽観は危険と思うのならば、自分が納得できる控えめの数字で試算すればいいだけの話。それが投資をしない理由にはならない。
投資とは過去の実績と未来の予測に基づいて行うもの。揺るぎない実績と我々素人の未来予想ならば、僕は過去実績を重視する。過去パフォーマンスを「これから先はどうなるかわからない」と懐疑的に見るよりも「資本主義が崩壊しない限り、過去がそうだったのなら未来もそうだろう」とポジティブに捉えて、一歩踏み出すきっかけにすればよい。
何より20年後の絶大な複利効果を得られるのは、20年前にリスクを取った人間だけである。読者によってはシミュレーションがやや楽観的ではないかと感じるかもしれないが、そういった価値観のもと執筆しているとご理解いただきたい。
制度をうまく使いこなして「大学資金の準備」をする
児童手当によって200万円を超える投資資金と、その利益が非課税になるNISA枠。国は子どもを育てる親のために、食材もキッチンも用意している。
子育て世帯への支援がまだまだ少ないと嘆きたい気持ちはわかるが、制度をうまく使いこなせば、親は1円も出さずとも18歳時点で子どもに500万円近いお金を用意してあげられるのだ。
さらに“1円も出さずに子が22歳になるまでに1000万円つくる”ことも不可能ではない。

