同じ店には、9月7日に発表したばかりの三つ折りスマートフォン「HUAWEI Mate XT 2」(1万9999元から)や、画面を二つ折りにして広げるパソコン「HUAWEI MateBook Fold」が並ぶ。MateBook Foldは2万4999元(約57万円)から買える。載せているOSはHarmonyOSで、ファーウェイはパソコンも25年から自社OSに切り替えた。
日本ではスマートフォンから事実上撤退
日本でも19年までは、スマートフォンを大々的に売っていた。NTTドコモが19年9月に「HUAWEI P30 Pro」を発売するなど、通信各社の店頭にも並んだ。だが同じ年にアメリカの輸出規制が始まり、Googleのサービスを載せられなくなった。翌20年に代替サービスを載せたSIMフリー機「HUAWEI P40 Pro」などを出したが売れず、HarmonyOS搭載のスマートフォンは日本では発売していない。事実上の撤退だ。
いまファーウェイの日本向け公式サイトに並ぶカテゴリーは、ウェアラブル、タブレット、オーディオ、ルーターの4つで、スマートフォンのカテゴリーはない。
残ったスマートウォッチは、日本には一部の機種しか出していない。それでも一度の充電で2〜3週間動く省電力設計、サファイアガラスやチタンを使った外装、手首でカフを膨らませて血圧を測り日本で医療機器の承認を受けた機種と、腕時計としては作り込みが細かい。中国で三つ折りスマートフォンや車を動かしているのと同じHarmonyOSで動き、松山湖の2万5000人が手がけているものの一端にあたる。その実力は腕時計にとどまらない。


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