婚活アプリで出会った夫婦、「お金の話」はほとんどせず…
山本夫妻(仮名)は、夫32歳、妻30歳。結婚して2年になる共働き夫婦です。
2人が知り合ったのは婚活アプリでした。交際中、お互いの仕事についてはよく話していました。休日の過ごし方や好きな食べ物、結婚後に住みたい場所や子どもは何人欲しいか……。
一方で、深く踏み込まなかった話題があります。お金です。夫が婚活アプリに登録していた年収欄は「600万円~800万円」。妻も、夫にはそれくらいの収入があるものと思っていました。
ところが、結婚後に詳しく聞いてみると、実際の年収は残業代を含めても550万円程度でした。
「600万円は超えていると思っていた」
そう驚いた妻に対し、夫はこう返しました。
「550万円なんだから、実質600万円でしょ。四捨五入したら600万円だし」
通っているような通っていないような論理に、妻は多少驚きましたが、それだけで夫婦関係が悪くなったわけではありません。
550万円でも十分に働いて稼いでいる。妻自身も仕事をしています。2人合わせると世帯年収は約1000万円。年齢を考えれば決して低収入ではありません。
「まあ、そんなに細かく聞かなかった私も悪かったかな」
その程度に考えていました。



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