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「出前一丁」にグリーンカレー味? 香港に《世界最多》20種以上の現地フレーバー…なぜ日本の麺が"国民食"になったのか

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「黒マー油とんこつ」味 出前一丁 香港
香港でトップ3の人気を誇る「黒マー油とんこつ」味(写真:筆者撮影)

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「出前一丁って、日本のブランドだったよね……?」

香港のスーパーで見たその光景に、私は目を疑った。

スーパーの棚を埋め尽くす出前一丁。単品は5~6香港ドル(約100円前後)、5袋パックは約20~25香港ドル(約400~500円)(写真:筆者撮影)
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ズラリと棚一面を埋め尽くす20種類近い即席麺は、すべて「出前一丁」だ。

日本では見たことのないフレーバーがズラリ

フレーバーを見ると、日本でおなじみの定番フレーバー(香港では「麻油(ごまラー油)味」と呼ぶ)以外に、ホタテ塩味、五香 (ウーシャン) 牛肉味、トマト玉子牛肉味、柚子こしょうとんこつ味、そしてタイ風グリーンカレー味まで……。日本では見たことのないフレーバーばかりが並ぶ。

出前一丁が圧倒的な存在感を放つのは、スーパーだけではない。香港の飲食店のメニューでも定番アイテムとして並んでいる。

もはや国民食と呼ぶべき浸透ぶりに「これは私が知っているあの出前一丁と本当に同じものだろうか?」と戸惑ってしまうほどだ。しかし、この出前一丁は正真正銘、日本企業・日清食品の商品である。

なぜ日本発のロングセラーブランドが、香港でここまでの独自進化を遂げ、トップシェアを走り続けられるのだろうか。

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