一方でソニックやパックマンのゲームをリリース予定で、ラインナップの充実も図っている。少なくとも、Kinectとは違う道に進もうと努力しているようだ。
Nex Playgroundは任天堂の十八番に食いつけるか
筆者がNex Playgroundに注目している理由としては、昨今任天堂が挑んでいない領域に手を出しているところにある。
Nintendo Switch 2は約6万円からとやや高めの価格設定で、ゲーム機としてのスペックが上がったことによりリッチなゲームも動かせるケースがある。
かつ、任天堂はここ数年はあまり新しい挑戦をしていない。任天堂の昨今の展開を見ていると、人気シリーズの続編、リメイクあるいはリマスターなど、安定した作品を出して超ヒット作の開発期間を稼いでいる状況に見える。
そして、新しいJoy-Con 2の機能を生かしたゲームはわずかにしか出ておらず、すでにあるものも正直うまくいっていない。サードパーティもこれらを生かそうとしておらず、むしろインディーゲーム(独立した個人や小規模チームが制作するゲーム)開発者がそれをやっているような状況だ。
つまり、Nintendo Switch 2自体がPlayStationやXBOXのようなハイスペック路線に寄りつつあり、カジュアルなファミリー路線がやや手薄になっている状況なわけだ。Nex Playgroundはその領域を狙える可能性がある。これは任天堂にとってもなかなか脅威になりうる話だろう。
ただし、Nex Playgroundが日本で流行するかはまた難しい話になってくる。身体を動かす以上どうしてもスペースが必要になるため、日本の居住環境に合うのか。そもそもコントローラーのボタンを押す強烈な楽しさに勝てるか。約5万円はNintendo Switch 2より安いがそれでも日本においては決して安価ではないなど、気になる点はある。
なおNex Playgroundでは、アイドルグループBTSとコラボした音楽体験コンテンツを26年後半に提供予定である。こういった日本でも刺さるコンテンツをよりたくさん用意できるかもカギとなるだろう。
いずれにせよ、かつて流行したモーションコントローラーが再び盛り上がっているのである。あのときの流行は再来するのだろうか。


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