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ヘッドホンを「音を聴く道具」から「個性を表現する道具」へ、Beatsが「Beats 360」で仕掛ける次の市場戦略

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Beats 360
Beatsの新ヘッドホン「Beats 360」(5万9800円)(写真:筆者撮影)

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アップル子会社でヘッドホン大手のBeatsが、新しいヘッドホンを発売する。

名前は「Beats 360」(5万9800円)。頭につけるオーバーヘッドタイプの製品だが、狙いは「音にこだわるハイエンド層」ではない。ヘッドホンをファッションの一部として捉え、個性を求める若い消費者がターゲットだ。彼らの製品作りからは、ヘッドホン市場の大きな変化が見えてくる。

ヘッドホンをファッションにしたBeatsが再びチャレンジ

「昔は、フィットネス中に大きなヘッドホンをつける人はいなかったのだが。今は大きく変わりました」

アップルでハードウェアエンジニアリングおよびオペレーション担当バイスプレジデントであるマシュー・コステロ氏はそう話す。

アップルのハードウェアエンジニアリングおよびオペレーション担当バイスプレジデントであるマシュー・コステロ氏(写真:Beats提供)

Beatsはアップルの子会社であり、ハードウェアの開発や製品ラインナップの構築でも密接な関係がある。その中でもコステロ氏は、Beatsの事業に関するキーパーソンの1人。2014年にBeatsをアップルが買収する前から同社で最高執行役(COO)を務めてきた。

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