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ライフ #長寿の食卓

平均年齢86歳「夕食だけ一緒」の超快適シニアライフ…老人ホームとも違う、食事でつながる《ゆるい共同生活》の醍醐味

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おでんせ グループリビング
夕食は入居者全員でいただくというルールがある、グループリビング「おでんせ中の島」(撮影:谷川真紀子)

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人間の寿命は格段に延びました。しかし、健康で制限なく日常を送ることができる「健康寿命」は、日本人の場合、男性が72.57歳、女性が75.45歳だといいます(2022年の厚生労働省データ)。
健康をつくると言われている要素の1つが、「食事」です。80歳を超えてもなお、生き生きと暮らすシニアは、日々何を食べているのでしょうか。
本連載では、長寿の方の食卓にお邪魔して、その健康の源を聞きます。

「非血縁のシニアたち」が“ゆるやかな共同生活”を営む、新しい住居

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午後5時45分、「こんばんは」と声を掛け合いながら、グループリビング「おでんせ中の島(以下、おでんせ)」1階の広い食堂に、湯飲みとマイ箸持参の居住者が次々に集まってきた。

タッパーや食品用ラップを持参の人もいる。夕食で食べきれなかった分を部屋に持ち帰るのだという。

全員がテーブルに着き、壁の時計の針が6時をさしたところで、今月の挨拶当番の柘山美年子さん(87歳)がにこやかに声を発した。

「ご挨拶します。調理の須田さん、お世話になりました。いただきます」

それに全員が声をそろえて「いただきます」と応え、夕食が始まった。

それぞれ1人ずつのお膳になった夕食をいただく居住者たち。いつもは和やかな雰囲気だが、本取材時のカメラに少々緊張気味のようだ(撮影:谷川真紀子)
【記事中にない写真もこちらから】「食べたいのはごちそうじゃない」最高齢94歳の居住者が“幸せ”を感じる《「おでんせ中の島」の夕食》と「ゆるい共同生活」の全容(27枚)
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