2027年、東京で運転席に誰も座っていないタクシーに乗れるようになる。タクシーアプリ「GO」で普通のタクシーを頼むのと同じ操作で無人の車を呼べ、料金も今のタクシーと同じ仕組みで決まる。
タクシーアプリを運営するGO、米アルファベット傘下の自動運転会社Waymo、東京最大手のタクシー会社・日本交通の3社が9月15日、東京での自動運転タクシーの商用化に向けた戦略的パートナーシップに合意したと発表した。運転席に人がいない自動運転レベル4での商用運行は、国内で初めてになる。
持ちかけたのは日本交通側だった
川鍋一朗氏がWaymoに初めて乗ったのは2023年8月29日、米アリゾナ州フェニックスだった。日本交通の創業家3代目で同社取締役。GOの代表取締役会長と全国ハイヤー・タクシー連合会の会長も務める。当時、Waymoが無人で営業していたのはフェニックスだけだった。3回乗って「これはすごい時代が来ちまった」と思ったという。
事故が減り、人手不足が和らぎ、地方で移動手段のない交通空白にも答えが出る。そう受け止めた川鍋氏は、すぐにWaymoに「なんとか日本でやってくれ」と持ちかけた。


※ログイン後、コメント入力が可能です。