有人タクシーとは共存する
Waymoの車両は、状況を判断できずに止まった場合、遠隔の人間のオペレーターに問い合わせて指示を受ける。ティルマライ氏が8月の説明会で明かした。運転席から人が消えても、遠くで車を見守る人は残る。
乗務員の仕事はどうなるのかという質問に、川鍋氏は「当面、ずっと人が運転するタクシーとは共存する世界観が現実的だ」と答えた。日本交通の乗務員は年間10%弱が入れ替わっており、採用を止めれば、いま働いている人に辞めてもらう事態は考えにくいという。
日本交通にはすでに、Waymoの車を運転して走行データを集める仕事ができた。地図も作り続けることになると川鍋氏は話した。マワカナ氏は、アメリカでは運転手が車両の整備や営業所での管理に移れるよう支援していると述べた。
会見で3社が出した拡大の数字は、100台という台数だけだった。Waymoの車は、道路の形や標識を細かく記録した高精度の地図を事前に持ち、それを頼りに走る。ティルマライ氏は8月の説明会で、この地図があるから新しい街でも初日から無人で走れると説明した。都心7区の外へ広げるには先に地図が要るが、3社は走行エリアをどこまで広げるかを明らかにしていない。


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