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自動運転タクシーが2027年いよいよ東京を走る「Waymo」日本交通、GOが描く商用化への道

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米カリフォルニア州を走るWaymoの車両。屋根の上と車体の前後左右にセンサーを載せている
米カリフォルニア州を走るWaymoの車両。屋根の上と車体の前後左右にセンサーを載せている(写真:筆者撮影)
  • 石井 徹 モバイル・ITライター
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収益の見通しを問われた川鍋氏は「他のビジネスと一緒で、最初はある程度投資というフェーズ。赤字が先行する」と認めたうえで、なるべく早く黒字化の軌道に乗せるのが経営者の使命だと述べた。マワカナ氏は、黒字化するまで提携を続けると応じた。車両を誰が買い、赤字をどの社が負担するかは、会見では説明がなかった。

100台では少ないと記者に指摘された川鍋氏は「千里の道も一歩から」と答えた。日本交通グループのタクシーは連結会社だけで5020台あり、東京23区と武蔵野市・三鷹市を走る法人と個人のタクシーは2024年4月末で3万4326台にのぼる。

発表後のフォトセッション。左から日本交通の若林泰治社長、Waymoのテキドラ・マワカナ共同CEO、川鍋氏、GOの中島宏社長(写真:筆者撮影)

車両は高い、ただし下がり始めている

Waymoの車は屋根にレーザーで周囲の形と距離を測るセンサーを載せ、カメラとレーダーも複数積む。8月19日のオンライン記者説明会で、この構成はコスト競争力で不利ではないかと問われたWaymoのオンボードソフトウェア担当バイスプレジデント、シュリカンス・ティルマライ氏は、車両とセンサー、車載コンピューターのすべてでコスト削減を続けており、黒字化を達成できると確信していると答えた。第6世代の車両は第5世代より大幅に安く作れるようになったという。

何が安くなったのか。Waymoは3つの要因を挙げる。運転支援システム向けに大量生産されている車載半導体をセンサーに使うようになったこと、LiDARの洗浄装置をなくすなど部品と可動部を減らしたこと、そして展開する都市が増えてセンサーの生産量が上がったことだ。

ただし東京で走り始めるのは、その前の第5世代だ。第6世代のOjaiは、Zeekrが最初から自動運転車として設計した車体を中国で作り、米アリゾナ州でWaymoが自動運転システムを載せる。8月20日にはWaymoが、車に積む半導体を自社で設計したことをブログで明かした。新しい車体はアメリカの車両に先に入り、東京に持ち込む時期は決まっていない。

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