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1年かけて「飲めるたこ焼き」は何度も試作した
安藤さんの代表的な料理「飲めるたこ焼き」は、1年間、週3回もの試作を経て生み出したレシピである。
発端は、「芸人仲間が『たこ焼き器を持っているから、たこパ(たこ焼きパーティ)しようぜ』と言い出してうちでパーティをしたんですが、『年に1回使うか使わないかだから、たこ焼き器は置いていくね』と。じゃあ使ってみようか。粉も残っているし、卵もあるし」と説明する安藤さん。
実は以前から、家庭で作るたこ焼きに違和感があった。
「なんか固くて、ボール状のお好み焼きみたいじゃないですか。でも、たこ焼きはもっと柔らかいもののはず。固さはたぶん、水の量で変えられる。限界まで緩くできないか、と試作を始めました」(安藤さん)
いろいろな粉を買っては試すうち、カスタマイズしやすいと選んだのが、業務スーパーで売られているたこ焼き粉と、母からもらった小麦粉。共通点は、たこ焼き粉の定番材料のベーキングパウダーが入っていなかったこと。確かに、農林水産省のウェブサイト「うちの郷土料理」シリーズやオタフクソースのたこ焼きレシピなどにもあるが、薄力粉で作るレシピでは基本的にベーキングパウダーは入れない。


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